workflow

この事務所の強み、理念

時代や世代や置かれた環境が異なっても、変わらない空間の心地よさや質があると私たちは思っています。そこに住む人や場所で、その良さを引き出すことができるように建築を「かんがえる」ことを大切にしています。建築そのものは、わたしたち「かんがえる人」と施工会社の「つくる人」が協力しあうことで、出来上がります。「かんがえることが専門の人」や、「つくることが専門の人」、「つくる人の下でかんがえる人」などいますが、私たちは、土木、施工、環境といった工学と絵画や工芸やデザインといった美術を実践的に横断し、建築を総合芸術として捉えてきました。そのため、時に「かんがえなら、つくり」、時に「つくりながら、かんがえる」ことができます。また、当建築設計事務所は設計施工会社ではありませんが、パートナーシップを組んでいる施工会社や各専門工事業者の職人がいるため、どんな材料、素材であっても美しく施工する方法を施工側と一緒に考えることができます。一気通貫にデザイン性の高い建築を、適正な工事価格で進めることができる体制にあります。全身ブランド品でなくても、エルメスのジャケットでユニクロのTシャツを着こなす人がいるように、適材適所な素材やモノの選択が出来る事を目指しています。

お家づくりのワークフロー

ご相談

事前ヒアリング

建築を設計するにあたって、お施主さまのご要望やイメージ、予算や工期などを、色々な視点から伺います。まずは相談だけでもしてみたい、という方もお気軽にお声がけ下さい。

基本設計(6ヶ月-)

おおまかな設計案の検討・作成

ご要望をふまえて敷地条件、建築条件等を整理し、どのような建築がふさわしいか模型やスケッチを用いて検討を重ね、間取りや構成の設計を行います。
※初回のご提案で、今後もご一緒にお家づくりを進めていけるかをご相談します。※1,※2

※1:設計料に関してはご相談の上、工事費の10%~15%を目安にしております。(新築住宅の場合、最低350万~)

※2:契約が難しい場合には、金額をご相談の上、図面作成費を頂く場合がございます。(通常10万~)

お施主様との打ち合わせ(約月1回、計4〜5回)

提案が絞られてきた段階で、模型やスケッチと合わせて何案かの建築をご提案します。それに対してお施主様のご意見を伺い、その内容を案に反映していきます。このプロセスを繰り返していく事で、徐々に建築が形作られていきます

基本設計完了

大まかな全体のイメージと間取りが決定した段階で、基本設計は完了します。ここでおおまかな工事金額の目標も見据えておきます。

実施計画(6ヶ月-)

詳細な設計(素材・機器等の仕様の選定)

基本設計で決めた間取りと構成を元に、外壁や内壁、窓の大きさやコンセントの位置、水栓の種類や手洗いの位置など細かい仕様を決めていき、お施主さまとの打ち合わせは最終段階に向かいます。

専門技術士との打ち合わせ・工事金額の調整と設計案の修正

設計内容をどのように施工していくか、細かい部分をどう納めていくかについてメーカーや構造、設備の専門業者と打ち合わせし、検討を重ねていきます。予算を見合った設計になっているかを各所に見積りをとって確認し、金観調整のために設計を修正していきます。
新築住宅の場合、坪85万~※3に収まることを目標に設計案を調整し、最終の工事にかかる金額をご提示します。設計内容と金額にご納得頂けた場合、ここで工事契約※4を結んで頂きます。
※3:工事書(坪単価)は規模と構造形式と詳細な仕様で変動します。
※4:工事契約:建築の工事のために、施工会社と結ぶ契約のこと。

申請業務・建築図書の作成

建築基準法上の問題がない事を確認し、審査機関に確認中請図面を提出します。検査済み証を受理してから工事を始めることができます。

工事監理(5ヶ月-6ヶ月)

工事期間中の定期的なチェック、変更図面や施工図面の作成

現場での細かい納まりなどを確認・設計しながら、設計図面通りに施工できているかを定期的にチェックします。また、現場で変更になった内容を図面に反映し、施工者と一緒に適切な作り方を考え、施工図面を作成します。

完成

完了検査・施主検査を終えて、引き渡しとなります。

設計料について

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